猫飼いの方は気になっているであろう、慢性腎不全に対する薬が発売されます。
といっても、人の方では先に使用されているので完全に動物用の新薬というわけではありません。
成分自体はベラプロストナトリウムというそうで東レが製造を行います。
作用機序などの難しい話は置いておいて、気になるのは値段です。
人薬の薬価は開示されているので調べてみると、ドルナー錠というものが東レが作る同成分の薬ですが、1錠20μgの薬価は56.4円となっています。
今回販売される猫用の腎不全の薬であるラプロスは1錠55μg入りです。
薬が2.5倍以上入っているので単純に2.5倍しても141円。
1日2回なので300円弱。
もしも入値が141円だとすれば、その他処方料やらなんやら入れると結構な値段になりそうです。
後発薬であれば20μg21.6円、40µg48.1円です。
その場合で計算すれば60円程度。
動物薬としては先発薬になるので、あまり安くはならないと思いますが果たしていかほどになるのか。
むしろ高くなるなら、少し用量が多くなりますが後発薬の40µgのを1.5錠飲ませたほうがいいんじゃないかなと思いつつ、はてさてどうなることやら・・・。
大きさは6mm程度の小さいサイズなので飲みやすいかもしれませんが、バニラなどのフレーバーはついていないそうです。
完全に発売日が決まっているわけではないので、決まったらお知らせしますね。