包まれた子犬

ということで、前回のブログの続きですが、この子の場合毛布に埋もれています。

母犬が写ってないのがお分かりかと思います。

そう。

いわゆる育児拒否というやつです。

初産で帝王切開でしたが母性は出てくれると思ったんですが、まったく出てくれませんでした。

母犬の麻酔覚醒後、母犬と子犬を一緒にしたら母犬が出ていく・・・。

子犬にお乳を吸わせると「ぎゃあああぁぁぁぁ・・・」と叫びだして拒否。

術後の痛みかと思いましたが、どうやらそうでもなく単純に拒否。

また、子犬を温めることをしないので体温が下がっていきます。

子犬が何頭かいれば互いに寄り添って温め合うのですが、一匹なので毛布にくるんで暖かいマット敷いて保温しました。

しばらくすれば母性が出てくる子もいるのですが、今回は1週間以上たっても母性のかけらも見られません。

子犬の糞尿を近づけてみたり、お乳を吸わせてみたりしましたが駄目でした。

そうなると、人口哺乳になります。

まめに糞尿処理しつつ哺乳して成長を促します。

時々母乳を吸わせて免疫力の向上を図ります。

母親からの移行免疫が少ないのが気になるので、早めにワクチンを打とうかと思っています。

人口哺乳でもこの子の成長はいいようで、毎日毎日体重はちゃんと増加しています。

このまま無事に育ってくれるといいですね。