台風の影響か、ここ最近の診察は嘔吐下痢が過半数を占めています。
気圧や気候の変化やら、いつもは聞かない音のストレスが激しいのでしょう。
ご注意ください。
以前お話ししたアトピー性皮膚炎の薬ですが値段が決まりました。
新しい薬なのでやはり高いですが、毎日薬をあげる手間などを考えると安いのかもしれません。
注射を打てば1か月効果が持続するのは手間を考えるとありがたいですよね。
薬の種類としては抗体医薬品になります。
抗体医薬品とは何ぞやという話になりますが、詳しくはGoogleで検索してください。
人任せです(笑)
簡単に表現すると、
医薬品→化学的に合成されて副作用も大きい。いろいろな病気に対応できる。
抗体医薬品→遺伝子工学の技術を使いタンパク質で出来てるため、最終的にアミノ酸になるので副作用が少ない。ターゲットになる病気がはっきりしているのでその病気以外は効果が出ない。
こんな感じでしょうか。
この前受けたセミナーでの話になりますが、海外で使用されてる中でほとんど副作用はなかったそうです。
アトピー性皮膚炎では、ステロイド、シクロスポリン、アポキルとそれぞれいい効果が出てましたが、それでもコントロールの難しい子がいました。
今回の薬でそういう子が寛解してくれると喜ばしいですね。